
「バイクを盗まれました」ってポストをよくSNSで見かけるけど、私のバイクは大丈夫かなぁ…



屋外で保管しているから盗難が心配…
こういった悩みは本当に多いです。
対策としては、
- バイクから降りたら鍵を抜く
- チェーンロックやワイヤーロックなどの盗難対策グッズ
- バイク用コンテナ
などの対策があります。
しかし万が一のリスクは常にあります。
そういったリスクに備えるのがバイクの盗難保険です。
私たち夫婦も今回ご紹介する盗難保険に入っています。
加入した時の記事はこちら↓↓↓
今のところ盗難に遭った経験はないので、補償をしてもらった経験はありませんが内容を他社と比較してよく精査して「これが良い」と納得して加入しました。
後で詳しく説明しますが保険料だけで考えたら他社でもっと安い商品はあります。
ですがそういった商品のほとんどは車両保険の一部オプション扱いで保証が薄い
ちゃんとしたバイクの盗難保険自体がほぼない。
なぜなら、
「保険というものはそもそも確立が低く損失が大きいものに備えるもの」だから。
その観点から見ると、
- バイクは車と比べて車体が小さく軽い=持って行きやすい
- カバーを掛けてしまえば見つかりにくい=発見されにくい
- 盗難件数が多い
- 発見するのも難しい
つまり、保険会社の利益になりにくい=保険として成立しにくいということです。
実際にバイク保険として成立しているものは2つだけであり、実際に被害に遭った場合を考えると実質ZuttoRide一択だと私は思っています。
今回の記事は
- 新しくバイクを買ったけど盗まれないか心配という方
- ローンがまだ残っている方
- 屋外で家から離れた場所にバイクを保管してる方
こういった方に向けて書いたものです!
皆さんの参考になればうれしいです!
バイクの盗難保険ランキングはSBIみんなのバイク保険VS ZuttoRide盗難保険!
バイクの盗難保険と名の付くもの
- HONDA
- ヤマハ
- カワサキKAZE
- スズキ
の国内4大メーカーの盗難保険はZuttoRideのOEMつまり下位互換みたいなもんです。
- そのメーカーのバイク出ないと入れない
- 年齢による制限があったり
などなど、ZuttoRideに比べると内容で見劣りします。
またハーレーやトライアンフなんかは「SBIみんなのバイク保険」のOEMであり、
実質的に「ZuttoRide盗難保険」vs「SBIみんなのバイク保険」の二択っていう訳です。
そもそも、バイクの盗難保険の加入率自体がどのくらいなの?
っていう事が気になっている方にはこちら↓↓↓
その他の盗難系は「特約」
また、任意保険に付帯させられる盗難特約なんかはよくありますが
だいたい数万円の一時金が出て終わりっていうパターンがほとんど。
そういった特約じゃない盗難保険だと、私が知る限り
「ZuttoRide盗難保険」と「SBI みんなのバイク保険」っていう2つだけです。
【バイクの盗難保険ランキング:ZuttoRideが優勝!】
ZuttoRideが優勝!
ZuttoRideの方がコストと内容のバランスが良いと思います。
結論!!
🥇ZuttoRide盗難保険が1位!
🥈SBIみんなのバイク保険は2位!
これが私の見解です。
ZuttoRideは必要な補償が過不足なくあるという印象で、私たち夫婦もこれに加入しています。
ZttoRideに加入した際の記事はこちら↓↓↓↓↓↓↓
【手順解説】ZuttoRideバイクの盗難保険加入しました!
国内4大メーカーがディーラーで販売している盗難保険も、実はZutto RideのOEMであるという点も見逃せません。
SBIみんなのバイク保険は惜しくも2位
保険料を安く抑えて加入したいという方には、SBIみんなのバイク保険は悪くない選択肢かもしれません。
ただ、よくよく内容を精査してみると保証はイマイチだったりします。
その辺は後述します。
ZuttoRideがバイクの盗難保険ランキング1位な理由
理由①同じ条件で比べた場合にZuttoRideの方が安い
後述しますが、同じ条件で比較した場合にみんなのバイク保険よりもZuttoRideの方が保険料が安く済むケースが多い。
理由②年齢・排気量不問
加入するにあたって、
- SBIみんなのバイク保険は24歳以下は加入できない
- ZuttoRide盗難保険は年齢不問
加入する車両の排気量も、
- みんなのバイク保険が125cc以下は不可
- ZuttoRideは排気量不問で加入できる
つまり街乗りで超人気の通勤快速の
- PCX125
- アドレス125
- NMAX125
といったバイクのオーナーさん達はZuttoRide一択ということになります。
理由③補償額を自分で選べる
5万円〜300万円までの範囲でユーザーが補償額を設定できます。
本来の目的からはズレますが、保険料を安く済ませることもできる笑
車両価格が300万円を超える方はみんなのバイク保険の方が範囲が広い(~995万円)のでそちらの方が良いかもしれません。
※もちろん保険料は補償額に応じて上下します。
SBIみんなのバイク保険の補償内容、メリット・デメリット
「みんなのバイク保険」はハーレーダビッドソンやトライアンフと提携しているらしいです。
また、車両保険に関してはYSPとも提携しているようです。
加入条件は、
- 25歳以上
- バイクの購入金額が5万円~995万円以下
- 排気量126cc以上のバイク
- 売買契約書があり、型式に「不明」と記載されていない
以上の条件を満たしていればOK。
(補償内容)
- 盗難
- 盗難損壊(全損、半損)
- 水災
の中から単体もしくは組み合わせで補償を自分でカスタムするような保険のようです。
ちなみに、
全損の支払い条件とは
- 修理が出来ないくらいの損壊
- 修理費が保険金額の80%を超える
半損の支払い条件とは
- 修理費が保険金額の50%~80%以内の場合
となっています。



ん?どういう事?
整理すると、
- 損壊は修理費が保険金額の50%以上でないと補償されません。
- 50%~80%の範囲の破損なら半損の管轄
- 80%以上の破損であれば全損の管轄(50%~80%は含まない)
という事らしいです。
つまり、
- そもそも49%以下の破損は半損にならない
- 半損の契約では全損した場合に補償は受けられず
- 全損の契約で半損の補償は受けられない
という事。
なので全損・半損の両方をカバーしようとすると、
購入金額(補償金額)100万円の場合、
- 盗難単体だと16,900円/年
- 盗難+全損だと55,015/年
- 盗難+全損+半損だと82,515円/年
というような組み合わせが必要になるという事です。
(みんなのバイク保険のメリット)
- 購入から何年経っても加入可能
- 盗難や全損、半損を単体で補償するには良い
- 購入時と同じ金額をずっと補償する
- 免責0円、等級への影響もなし
- パーツやアクセサリー類も補償の対象になる場合がある
(みんなのバイク保険のデメリット)
単体だと補償の範囲が狭く、対象にならないケースも考えられる。
例えば…
- 盗難された車体が返ってきた場合の修理費。全損でないと補償がない可能性あり
- 半損の補償しか付けてなかったら、全損しても補償されない
- 盗難+全損+半損を付けていても49%以下の損害には補償がない
- 盗難+全損+半損となると保険料が高額になる可能性がある
ZuttoRide盗難保険の補償内容、メリット・デメリット
ZuttoRideは自前の盗難保険だけでなく、国内4大メーカーの盗難保険およびロードサービスにOEMとして提供しています。
年齢制限がない
予算に合わせてプランを設定出来る
手厚い補償
で業界No.1です。
Zuttoride盗難保険の補償内容
盗難に遭ってしまった場合に最大300万円まで補償
また、パーツの盗難(最大20万円)や鍵穴のいたずら(最大5万円)も対象
ZuttoRide盗難保険
補償の金額は購入金額の90%以下から自分で決めることが出来ます。
(Zuttoride盗難保険のメリット)
- 購入から何年経っても加入可能
- プランを自分で設定できる
- 盗難に遭った後にバイクが見つかった場合も補償あり
(Zuttoride盗難保険のデメリット)
- 一見、保険料が高く見える:私のバイクCBR650R購入金額(補償金額)100万円を補償額90万円で見積もった場合、保険料は31,600円/年
- 年々補償額が下がる:補償額が毎年5%ずつ下がってしまう
【SBIみんなのバイク保険とZuttoRide盗難保険を並べて比較してみる】
私のCBR650Rに盗難保険を付けようとした場合を比較してみようと思います。
(1年間の盗難保険の値段を比較)
まずは単純に1年分の保険料を比べてみましょう。
ZuttoRide | みんなのバイク保険 | |
金額 | 31,600円/年 | 16,900円/年 |
「みんなのバイク保険」の方がZuttoRideの約半分の金額です。
バイクが盗まれて返ってこなかった場合だと、どちらも補償は受けられるのでこのシチュエーションだと「みんなのバイク保険」の方が良いでしょう。
(盗難保険の補償内容を比較)
改めて内容を比較してみました。
ZuttoRide | みんなのバイク保険 | |
補償の内容 | 最大300万円まで補償パーツの盗難(最大20万円) 鍵穴のいたずら(最大5万円) | 車両の購入金額と同額を補償 |
メリット | 購入から何年経っても加入可能 プランを自分で設定できる 盗難に遭った後にバイクが見つかった場合も補償あり | 何年経っても加入可能 単体での保険料が安い 購入時と同じ金額を維持 免責0円、等級への影響もなし |
デメリット | 単体での保険料が高い 年々補償額が下がる | 車体が返ってきた場合の修理費の補償がない可能性あり 50%以下の損壊だと補償がされない 盗難+全損+半損だと保険料が高額 |
内容で比較すると「みんなのバイク保険」の補償の範囲がけっこう狭いということが分かると思います。
盗難されたバイクが返ってくる確率は平成28年度の調査では46.3%、約半数くらいらしいです。
平成28年1月~12月末まで1年間の二輪車盗難認知及び被害回復状況は、盗難認知件数は24,304件で前年比11,182件減・31.5%減、被害回復件数は11,265件で被害回復率46.3%、という状況です。
日本二輪車普及安全協会
この数字をどう見るか。
(内容を同じような感じにして値段を比較)
上記を踏まえて同じような内容にして金額を比較してみます。
具体的には
「盗まれたバイクが戻ってきても戻ってこなくても補償される内容」
です。
理由としては、こうでないと保険を掛ける意味はないと思うから。
盗まれた愛車が戻って来たのに喜べない状況って、悲しくないですか?
なので、みんなのバイク保険には盗難+全損+半損を付けて比べます。
ZuttoRide | みんなのバイク保険 | |
金額(年) | 31,600円 | 82,515円 |
そうするとこうなります。
なので補償を重視したい人はZuttoRide一択ということになります。
【バイクの盗難保険ランキング まとめ】
いかがでしたか?
並べてみると両者の違いも分かりやすくなりますね!
値段だけならみんなのバイク保険の方が安く済ませられるんですが、実際に盗難に遭った場合を考えると…
やっぱりZuttoRideかなと思いました。
警察庁の統計によると、2023年のバイク盗難件数は9946件。前年比で約2000件増加しています。2023年の刑法犯の認知件数も戦後最少となった2021年から2年連続して増加しています。一方、同年中のバイク盗難の検挙件数は1717件で、検挙率は17.2%に留まります。
乗りものニュース
減少傾向にあったバイクの盗難が増加傾向にあるようです。
全バイクの保有台数が2022年調べで1031万台ですので、そのうち約1万台が1年間で盗難に遭っているということ。
もっと言えば、1日当たり約27台が盗まれているという計算になります(9946台÷365日=27.24)
保険さえつけておけば盗まれた車両が返ってくる訳ではありません。
が、補償を付けておけば盗まれた後も保険金を基に新たなバイクライフを再スタートする事も出来ます。
善は急げ!
悩んでいる方の参考になれば幸いです!
バイクの盗難・故障に備えるなら【ZuttoRide Club】

以上!
今回も最後まで読んで頂き、
ありがとうございましたー!!