いよいよ来ました、彼女の最初の技能教習です。
天候は晴れ。
風が強く吹いており、煽られて転倒しないかちょっと心配。
教習を見学させて頂けることになりました。
この日はたまたま休みで良かった~。
期待と不安が入り混じる中、当日を迎えました。
最初の技能教習といえば・・・引き起こしと取り回し
女性が二輪教習を受けるにあたり、一番不安なのはここではないでしょうか。
私が懸念していたのもここ。
地面とバイクに挟まれて骨折・・・なんて話もたまに聞くし。
まったく気が気じゃない笑
とはいえこれを乗り越えないことには次はないので、とりあえずケガだけはしないように願うばかり。
とりあえず彼女を先に送迎バスで送り出し
私は後からバイクで教習所に向かいます。
彼女の助けになるかもとアクションカムを準備しました。
これで教習の様子を撮影しようという、我ながらナイスアイデア!
私は彼女の教習を見に行くのも今日が初めてなのでスマホのナビを設定し、いざ出発!
ナビによると
家から教習所までは15分ほどの距離らしく、よっぽどの渋滞などがない限り教習開始には余裕で間に合いそうです。
道中、自分自身が教習所に通っていたころが思い出されます。
教官から説明やダメ出しを食らっている最中もローギアのまま握り続けたクラッチ。
苦手だったクランク。
パイロンをなぎ倒しまくったスラローム。
訳も分からずクリアできてしまった波状路。
練習のつもりで受けたら合格してしまった検定。
こんなんで道路を運転してもいいのかと不安しかなかった。
なので彼女にはしっかりと技能を習得してもらいたい。
不安なく道路を走れるようになるまで。
時間がかかってもいいから自信を持って運転出来るようになってもらいたいと思いながら、彼女の待つ教習所へ向かって・・・
向かって・・・
あれ??
入り口・・・どこ??
バイクを止めてナビを確認してみると、ナビ上では間違いなく教習所のすぐそばにいるはずで、実際建物も遠くに見えるのにどういう訳か入り口がありません。
「またGoogle先生の仕業か・・・」
そう思い、建物の方向に向かっていこうとしますが、道は教習所とは別な方向に向かって伸びていきます。
「待て待て、これはどうもおかしいぞ」
「来る途中で入り口をスルーしてしまったのかも」
そう思い来た道を引き返してみましたが、それらしきものはなし。
そうこうしているうちに彼女から連絡が来て、道に迷っていることを伝えると彼女の位置情報が写されたGoogleマップが笑
「やめろ!!オレは今そいつに騙されているんだ~!!」
そう思いながらひたすら入り口を目指しますが、一向に見つからないまま教習開始時刻になってしまいました。
「終わった・・・」
諦めかけたその時
脇道から教習者が出てくるのが見えました。
「もう路上教習開始か・・・」
「ん・・・?今の車ここから出てきたよな」
「もしかして、ここから入るのか?」
と思いその道を進んでいくと、プロテクターを付けた彼女の姿が!!
「間に合った~!!(全然間に合ってないけど)」
それにしても、自分が通ってたとこも含めて、入り口が分かりにくい教習所って意外と多くないですか?(逆ギレ)
・・・という前置きがあっての彼女の初教習となります笑
次回につづく。
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